考える力を君に! | 考える力をつける塾-凜明館

娘よ、もう家には帰ってくるな!

time 2011/03/12

 親として娘にもう家に帰ってくるなというのはつらいものである。
別に娘が勘当に当たるような悪いことをしたわけではない。

娘はこの春から大学の関係で青森県の十和田市に行く予定である。
私はこの学業のために家を出て行く娘に
もうこの家には帰ってくるな
と言わざるを得なかった。

なぜ娘に家に帰ってくるなと言ったかというと
原発が危ない
からだ。

原発とは原子力発電所のこと。
原発が地震の直撃を受けたら・・・放射能と言う危険なものの灰が降って
大変なことになって人が住めないところになってしまう。

その一番アブナイ原発が静岡にある浜岡原発である・・・
と思っていたので娘にはもう家(関東)には帰ってくるなと
いったのである。

静岡なら厚木は大丈夫だろう!と普通は思うところだろうが
放射能の灰は数十~数百km飛ぶのである。
まさに関東がすっぽり入ってしまう。

そんなことを娘に話していた矢先に、東北で大地震が起きて
福島第一原発からの避難勧告が出た。
場所は違うがまさに私が心配していたことが現実となってしまった。
今の時点ではこの原発が放射能を撒き散らすかどうかはわからない。

地震による死者数が1000人を超えるかどうかはわからないが
放射能の灰が降ったら死者は少なくともその数十倍、つまり数万人
にはなると思われる。

実は塾生には
「原発はアブナイ!!
みんなで原発を無くす努力をしなくてはならない!!」
と言う話はしていた。

皆さんにもこの危険性を理解してもらおうとブログの下書きを
まさにしていたところだった。
いずれそのブログは公開するが、そのブログから一部抜粋する。

「大地震が発生すると微妙なコントロールはできなくなり、
エネルギーの塊つまり熱で周りのものを何でも溶かしてしまい、
ついには地面を溶かして落ちていく。
これがメルト(溶ける)ダウン(落ちる)である。

地下水の有る層と接触すると大爆発を起こす。
こうなると人の命を奪い、遺伝子を破壊する放射能を帯びた灰が
空を舞うのである。
この灰は静岡に降るだけではなく、1日もすると私たちが住んでいる
厚木の町の上にも降り注いでくる。

静岡で巨大地震が起きると厚木でも車は容易には動けないので
逃げようが無いのである。
食料を調達に外にも出ることができない。
もし灰が降り止んだとしても灰が降った土地で作った農作物を
食べたいとは思わない。
日本は廃墟になってしまう。」

非常に恐ろしい限りである。
一刻も早く原発は停止すべきである。
浜岡原発においては予断を許さない状況である。
国は一刻も早い決断を!

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