考える力を君に! | 考える力をつける塾-凜明館

 入試面接
作文同様、面接も苦手でした。
人前でしゃべるのが苦手で・・・「じゃ、塾の先生なんかやるんじゃない!」と言われそうですが・・・今、できるようになったきっかけは会社員時代のプレゼン練習。

塾の先生をやる前はPlay station3や一眼レフのイメージセンサーの半導体の開発なんかをしていたエンジニアでしたが、その会社員時代に昇進試験と言うのがあって自分の今までやってきたことを15分間程度プレゼントして本部長クラスのお偉いさんの前でやるわけです。つまりプレゼンと言う面接です。
この試験に合格するために、面接試験の1ヶ月くらい前からほぼ毎日、上司の前でプレゼンの練習をやるんです。
実はこの面接試験は上司の成績にもつながります。つまりいいプレゼンをする部下をちゃんと育てた「いい上司」と言う評価が付くんですね。だから上司も一生懸命です。
根っからのエンジニアである私はプレゼンが下手で、上司からも「小室は下手だな~」と言われ、散々怒られ、けなされ・・・ボロボロでした。
でもこの面接練習をやることによって「面接官はどこを見ているか」、「どうやればいい印象を持ってもらえるか」、「大事なことを簡潔に解りやすく言う」と言うことを徹底的に叩き込まれました。
これは私の人生の中でもすごく大事な転機になりました。
練習を何度もやったおかげで、かなり自信を持って堂々とプレゼンをすることができました。

試験は合格!一緒に受けた10数名の中では上位の成績だったとあとから聞きました。
塾の先生をやっていてこの経験は授業をするときに役に立っていますし、生徒が面接を受ける時にもすご~く役に立っています。

一人の生徒の話をします。
あるとき塾に「看護師になりたいので看護学校に入るための勉強を教えてください!」と社会人が来ました。
この不況の時期、看護師を目指す人が多く、看護学校は非常に狭き門です。
最初は合格しやすい「准看護師」を受けることを目標に勉強を始めたのですが、准看護師制度が廃止の方向に動いていることと、近くに准看護師の学校がないこともあり、正看護師の試験も受けることにしました。
でもこの学校の試験は簡単な数学と作文それに面接。カギを握るのは作文と面接。
自分に自信の無いその子は作文を書いても面接の練習をしても自分のことをアピールできずにいました。
面接の練習を何度して、面接官がどう言う言うところを見ているのかを徹底的に叩き込みました。

私も受かるのは難しいと思っていてあきらめていましたが、何と何十倍もの倍率を乗り越え合格!
結局この正看護学校だけではなく他の准看護学校も合格してしまいました。
面接のカギはどうやって「自分の得意分野に話を持ってくるか」と言うことです。そのための面接シートの書き方、話の持って行きかたについて指導していきます。

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