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「Days Japan」イベントに行ってきました

time 2011/03/04

 今日は「Days Japan」の講演会に出席してきました。
「Days Japan」って何?と言う人も多いですよね。
と言うか知っている人はほとんどいないでしょうね。

簡単に言えばDays Japanは写真や映像を撮って世界に配信する会社です。
「えっ、そんなことだったらいっぱいあるじゃん。新聞だってそうだし、テレビでもいっぱいやっているよ」
そうだよね、でも実は皆さんの目にしている報道(新聞、テレビ)ってもうかることは出すけど、もうからないことはやらないんです。
だから、本当に世界で行われれてる戦争などの悲惨な情報っていうのはあまりみんなの目に入ってこないことが多いんだよね。

その悲惨な戦争のことを伝えてくれる人たちの一例が最近話題に上がることが多くなった「戦場カメラマン」です。
実は戦場カメラマンは渡部陽一さんがあのキャラで有名になったけど、普通は脚光を浴びることがない人が多いんです。

彼らは戦場で写真を取るけど、その写真を新聞社などが買ってくれる。
でもそんなにいっぱい買ってくれるわけじゃない。
だって戦場の写真を撮ったってその写真ってほとんど日本じゃ目にすることがない。
だって注目する人が少ないので売れない。
つまりもうからない。
だから写真撮る人がどんどんやめて行っている状況です。

実は彼らの仕事って写真を撮って世界の人に見てもらうだけじゃなくって、もっと重要な意味があるんだ。
戦争の悲惨な状況を報道すれば世界からその国や指導者は非難を受ける。
今までひどいことをやっていた人も非難を受けるのであまりひどいことはやらないようになるんだ。

でもそういう国の指導者は、やっていることを報道されたくないのでその国に入れないようにしたりするんだ。
でも報道をする人からすれば「入るな」と言われれば言われるほど、その国でまずいことが行われていると言うことなので、いろいろな手を尽くして入国する。
もし見つかれば殺されることもあるんだ。そんな危険な職業なんですよ。

そんな報道を公正な立場で続けているのが「Days Japan」です。
どんどん公正な立場で報道している雑誌がどんどんつぶれていっている中で頑張っているので私も応援しています。
応援することで世界が平和の方向に進むなら・・と言う思いで応援しています。

彼らのスローガンに感動します。
人々の意志が戦争を止める日が必ず来る
一枚の写真が国家を動かすこともある

塾の本棚にも「Days Japan」を置いています。興味があったら見てみてね。
でも決してテレビでは放送されないショッキングな写真が多い。
人の「死」を写した写真も多い。
でも・・だからこそ見て欲しいと言う思いもあります。
世界でどういうことが行われているのかを知ることは必要だと思います。

Days JapanのHP
http://www.daysjapan.net/

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