2018/02/28
個別授業が終わったあと、突然K君が机に突っ伏した。
疲れたのかな?と思ったら
「あ~、まじ後悔してる」
おいおい、どうした何を後悔しているんだ。
そんな悪いことを何かしでかしたんか?
「あ~、提出物出しておけばよかった・・・」
そうでしょうよ、そうでしょうよ。
K君が言っているのは2年生の3学期に学校への
提出物を出していないために通知表の成績が複数教科評価を
下げられたことを言っているのである。
高校受験を前にしてその1年も前の「なまけ心」が
K君に重くのしかかっているのである。
あ~、あの時出しておきさえすればもっと受験が楽に出来たし、
合格をもっと確実に出来たのにぃ・・・と言うところであろう。
わたしも2年の学期末テストの前に
「学校への提出物はぜぇったい出せよ!
出さなかったら許さんで~!!」
とさんざん言っていたにもかかわらずK君は出さなかったのである。
テストの点数が上がっているにもかかわらず・・・評価は下がった。
一生懸命教えた私の立場にしても悔しかった。
実はこの提出物を出しておきさえすれば
もうひとつ上の学校を狙えた。
高校としてはこのような
「内申点が悪いけど、入試、つまりペーパーテストで成績のいい子」
のために内申点とペーパーテスト両方で判定する1次選考だけではなく
ほぼペーパーテストだけで判定してくれる2次選考枠を準備している。
しかしその枠は全体の20%だけ。
ちょっと体調が悪かったり、勘がさえなかったりして
ペーパーテストでいい点が取れなければもうそれで終わりだ。
点数としては十分取れるようになったはずなのに・・・惜しい・・・
まあ、後悔先に立たずとはよく言われること。
K君もこのことでいい経験をしたはず。
合格すればいいんだよ、合格すれば。
そうしたらそんなこともいい思い出、いい経験になるはず。
後悔の経験にならないようにあと数日、がんばれ!!