2018/02/28

『「メシを食っていける大人」にする5つの基礎力』は5つだ!
として、下の5つを挙げています。
①ことばの力
②自分で考える力
③想い浮かべる力
④試そうとする力
⑤やり抜く力
なるほどなるほど。私もそう思います。
特に前の4つが大事ですね。
高濱先生はこの5つを身に着けるためには
10歳までが勝負!
と言っています。
確かにそうです。
でもこれが身につかない子供を鍛えるために塾に入れるのか?
と考えれるとちょっと考えてしまいます。
私は小学校低学年の子供を
「塾に入れたいんですけど」
と言う希望に対しては基本お断りしていて
「小学校低学年のうちはいっぱい遊ばせてあげてください」
と言っています。
確かに10歳までにこれらの力が身についたら強いです。
でもこの時期にじゃなきゃ作れない「体」を作ったり、
人との係わり合いで身に付けるものって多いですから
何でもかんでもこの時期に押し込んでしまうのは問題が多いし、
「二兎を追うもの一兎を得ず」
になっちゃうんじゃないかと思います。
逆に10歳からでもこれらのものは身に付けられる!
と思って私は授業をやっていて、実際に身についています。
「ことばのちから」は個別で国語を半年ほどやっている子供の偏差値が平均して15以上上がっていますし、
「想い浮かべる力」に関係する数学の文章題は、今中1年に文章題を解かせていますがかなりできるようになってきています。
後からでも身に付けられるんです。
それよりも早期教育による弊害のほうを心配しています。
まあ、時期の考えは別としてこれらの
「5つの基礎力が大事」
と言うことに関してはまったく同意見です。
これからこの5つの基礎力について私の経験を交えながら考えて行きたいと思います。