2018/02/28
今日は「地球村」の代表の高木善之さんの講演会に参加させていただきました。
なぜ貧困は起こるのか?
どうしたら無くせるのか?
あっというまに人口が増えてしまう人口爆発はなぜ起きているのか?
などということをインターネットでいろいろ調べていたときにこの「地球村」の活動を知り興味を持っていました。
ちょっと怪しい団体かな?何てことも考えていましたが、今日の講演会で本当に純粋に地球のこと、子供たちのことを考えている人なんだなということを感じました。
先進国の人たちが良いくらしをすればするほど貧しい意発展途上国の人たちが苦しんでいる現状。
日本は資源に乏しい国。いろいろなものを輸入に頼り、それを加工して生きている。
私たちが輸入している原材料は発展途上国の人の森林を伐採して、現地の一部の裕福層のひとが儲かるしくみでできている。
石油をはじめコバルトなどの地下資源、
「環境にやさしい」と言われているパーム油、
コーヒー、輸入のフルーツ
など今の日本の中に深く浸透しているものだらけである。
これらのものは現地の人の仕事にもなっているから、助けになっているのでは?
と思っている人も多いと思うが、実際には労働者の賃金としてはごくわずかな額にしかならず、仕事に多様性がないので買い叩かれることになる。
以前は小さいながらも自分たちで農作物を作り自給自足をしていた人たちは、多少の気候変動があってもまったく食べ物がなくなることはながったが、このような単一の自分たちの食料とならないものを作っているとその商品作物の値段が急激に下がってしまうと、お金が入らなくなってしまい、どんどん飢え死にしてしまう。
これらのことには私自身気づいていたが、なかなな煩悩だらけの私には生活をなかなか変えられない。
高木さんは環境や発展途上国の人の人の助けになるようにと生活を切り詰めている。
・マイカーに乗らない:その分のお金を貧しい人のために使いたい
・タバコ、お酒を飲まない
・肉も食べない(ほとんど食べない?):食用の肉を作るにはその10倍の穀物が必要
・1日1食。外食をほとんどしない:飢餓に苦しんでいるひとのことを思うと自分だけ・・・と言う気持ちになる
などなど。
凡人の私には到底まねできない。
このほかにも原発、少年兵問題、地雷撤去、人身売買などなど多岐にわたる話をされました。
これらのことを熱くそして涙を流しながら心をこめて語る高木さんに共感しました。
私もこれらの苦しんでいる人のためになることが少しでもできればと、もう一度気持ちを新たにすることができたすばらしい講演会でした。