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わが子を「メシが食える大人」に育てる・・・その6

time 2013/02/16

わが子を「メシが食える大人」に育てる・・・その6

わが子を「メシが食える大人」に育てるのブログの最終回。
本当は本はもう少し章があるのだが、皆さんもだんだん飽きてきたでしょうから今回で終わり。

今回は
 ④試そうとする力と
 ⑤やり抜く力だが、
⑤のやり抜く力は①~④の力がついたら自然にやりぬくようになる。
だから今回は「試そうとする力」を中心に話しをする。

やはり高濱先生も数学で手を動かさない、つまり考えるときに絵を描いたりしない子が多いことを指摘している。
うちでも文章題ができない子は固まってお地蔵さんになっている。
文章題では「とにかく絵を書け!」と言って口をすっぱくして言っている。
そのうち手が動くようになってくるとできるようになってくる。

次に高濱先生は
「習い事は上達したかと言う『結果』にこだわらず、『楽しいか』と言う気持ちを大事にしなさい」
と書いている。
これは、前回のブログでも紹介した、「勉強の『やらされ感』は絶対ダメ」と言うのにもつながる。
ただ、いつも無理やりやらせちゃ駄目かと言うと最初の本当にできないときは「無理やりやらせる」ことも大事。

でも、いつまでもやらせていたら、いつまでたっても自分でやりたいと言う気持ちは芽生えてこない。
親はたいてい
「放っておいたらいつまでたってもやらないんで、言うしかないんです!」
と言うが、「やらされ感」があるうちは、どうせいつかはやらなくなってしまう。

だったらさっさとあきらめちゃうこと。
あきらめればもしかしたら子ども自身が自分でやりたいと思うようになる「可能性」は出てくる。
まあ、「勉強をしろ!」と言う言わないのさじ加減はうちの塾生の場合は親が言うよりも、私に任せてほしい。

私は、土日は小学生にサッカーを教えているが、そこで気をつけているのが試合に「勝つ」ことよりも「楽しいかどうか」。
だって、私は小さい頃に野球をやってたけど、ど田舎で育ったんで、野球は親父とのキャッチボールで覚えただけで、
ましてやチームなんかに入ったことも無い。
でも楽しかった。

「勝たなきゃ意味が無いだろう!」
なんていう大人は誰も居なかった。
そういうこともあるので今の小学生がサッカーの試合で
「この試合、勝たなきゃグラウンド10週!」
なんて言われてやっているのを見るとかわいそうでしょうがない。

そういうチームの子は中学校にあがるとき
「サッカーはもう、いいや」
って言って辞める子が多い。
まさにこれが「やらされ感」。

だからせめてうちのサッカーチームだけでも
「サッカーは楽しいよ!」
という雰囲気の中でやらせたいんだよね。

まあ、親としてはせっかく試合を見に行っているんだから
「勝って欲しい!」
と言う気持ちもわかるけど、
「それよりも大事なものっていっぱいあるんですよ」
ということを”親”に学んで欲しいんだよね。

勉強も同じです。楽しくなかったら続きません。

最後に本で紹介されていた東大生へのアンケート結果を紹介して終わります。
これは東大生が自分の子ども時代についてどうだったかを尋ねたアンケートで全員が「イエス」と答えた質問である。
●「小さい頃に親に『勉強しなさい』と言われたことがない
●「母親が、いつもニコニコしていた

これを読んで
「頭がいい子だから『勉強しなさい』と言われたことがないんだよ」
とか
「放っておいても勉強をしてくれるからニコニコしているんだよ」
と言いたくなる人も居るだろうな。

でもこれって
「ニワトリが先か、卵が先か?」
と言う問題に似ている。さあ、どっちだろう?
これは、皆さん自身が良く考えてみてください。

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